平成30年度の合唱コンクールが開催されました。
　1月18日東横線　都立大学駅から徒歩10分にあるパーシモンホールで行われ、ファーストステージ午前の部が中学1.2年生、セカンドステージ午後の部が中学3年生と高校1年生の各クラスが自慢の歌声を披露しました。

　午前の部は全13クラスで中1が7、中２が6クラスで大変元気があり活気あふれる歌声でした。
　中1のとあるクラスでは変声期前の男子生徒の声が可愛く響いており、中２の大人の声との差を感じました。

　例年通り最初に課題曲の校歌、2曲めの自由曲との2曲で審査されます。
　審査員は校長と音楽科の2人の教員、そして特別審査員として招聘された外部の音楽家です。
　外部の音楽家とは鍋島久美子氏で、本校の校歌を混声4部に編曲なさった方です。

　素晴らしい歌声を聞かせたクラスには学年ごとに金賞・銀賞が、そして個人には指揮者と伴奏賞が贈られました。
　更に午前と午後の最も優秀なクラスにはグランプリ賞・準グランプリ賞が贈られました。

　午前の、中1中2の生徒が一生懸命に歌う姿に感動しましたが、午後からの中3と高1には高い音楽性に本当に感動させられました。
　そして審査員が賞を決めている午前・午後のそれぞれの待ち時間にはピアノとチェロの独奏があり、余りにも素晴らしい演奏をする生徒がいる事を誇らしく思い、本当に幸せな気持ちになりました。

　生徒たちは本当に毎日一生懸命に勉強しながら、更に合唱コンクールの練習を数ヶ月続けた訳です。特に高1生は音楽選択者以外は音楽の授業が無いにも拘らず、自分達で朝練や放課後に練習したのは本当に立派です。

　１年の最後を飾る大きな学校行事、クラスの皆が一つにまとまる大切な合唱コンクール、心を豊かにして美しい物を美しい、と感動する気持ちを作る音楽、何と素晴らしいのでしょう！！

　来年の合唱コンクールも楽しみにしております。