平成２３年度の合唱コンクールは、多くの保護者をお迎えして11月21日に東横線都立大学のパーシモンホールで行われましたが、大盛況・大成功でした。

22年度は共学部創設の年で、女子部と共学部はそれぞれ違う日に行いました。
今年は同日の午前が中学・高校女子部、昼が中学共学部、午後が高校共学部の3部制で行われました。

女子部の柔らかい声で歌われる３部合唱は大変美しい響きでした。
特にア・カペラ３部の課題曲と校歌は素晴らしい響きでした。

続いて12時からの中学共学部は元気な混声合唱で、又練習の成果が出ていて楽しませてくれました。
中学生男子は変声期の最中で声が出難い生徒がいて、大きい声が張れずに大変そうでした。
それに対して、変声期が終わり子供の声から１オクターブ下がり堂々とした男の声が出来上がった生徒の混声合唱は、実に聴き応えのある素晴らしいものとなりました。

午後3時10分からの高校共学部は迫力ある演奏で、観客を惹きつけました。
私たち審査員席では感嘆の目くばせをしましたが、保護者席からも素晴らしい演奏毎に時々どよめきが起こっていました。
その素晴らしい高校の演奏でしたが、更に学年が上になると実力の差があり、2年生の合唱には驚かされました。

　今回は特別審査員としてお迎えした、橋本 祥路(はしもしょうじ)氏からもお褒めの感想を頂戴いたしました。

来年も更に素晴らしい合唱コンクールとなります様、気持ちを新たに致しました。